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パリパラリンピックのリカーブ枠取りに関して

2023.10.06
国際大会
各位

表題の件、リカーブの枠取りについて一部で誤った情報が流れておりますので、整理確認の意味でご連絡いたします。

現段階で、日本がパリパラリンピックの参加枠を獲得できる可能性がある大会は以下の2大会です。

①BANGKOK 2023 ASIAN PARA ARCHERY CHAMPIONSHIPS & CQT 2024 アジア選手権兼大陸別選考会(11月)
②2024World Qualification Tournament, Dubai, UAE  世界最終選考会 (時期未定・詳細未定)

①の大会では「アジア選手権」と「CQT(大陸別選考会)」が同時開催されますが、別の試合扱いです。
7月の世界選手権でリカーブミックスで3位入賞した上山選手・重定選手は、①においてアジア選手権には出場できますが、パラリンピックの枠取り(アジア大陸割当分の大陸別選考会)には参加できません。
②が名前の通りパリパラリンピックの選考会のみですと、こちらも両名は参加ができません。
(なお東京2020パラリンピックの際の世界最終選考会は、ワールドランキングイベントとの同時開催でした。)
そして現行の規定通り、いずれも枠自体は個人に与えられるものではなく、国内選考を行った上での配分となります。

「パリ2024パラリンピック競技大会日本代表選手選考についての定義」一部改訂について 


②において日本から上山選手・重定選手「以外の」リカーブの選手が出場した場合は、枠取り選考に絡むことができます。

ただしパリパラリンピックにおいて開催国フランス以外は1種目のエントリーが1国あたり2人までとなりますので、日本が今後リカーブで獲得できる可能性は男女各1枠ずつとなります。


参考
パリパラリンピックのレギュレーション
2024年にはドバイにおいて国際大会が2試合開催される予定であることから、誤情報が流れていると思われます。
・Tbd, 2024 Africa-Oceania Qualification Tournament, Dubai, UAE
・Tbd, 2024 World Qualification Tournament, Dubai, UAE

以上、よろしくお願い申し上げます。