昨今の報道案件について(連盟コンプライアンス委員会)
2024.08.21
リリース
各位
昨今の当連盟所属選手個人間の争いについては、当初より関係団体、例えば統括団体である日本パラリンピック委員会(JPC)等と適切な範囲において情報共有や相談をしながら対応をして参りました。
断片的な情報や一部事実と異なる情報も拡散されているようですが、今回の事象には双方に様々な背景と事情があります。
現段階では事実関係がまだ確定していない状況ですので、両選手の権利を守り公平な審判を行うためにも、当連盟は今後の事実関係の推移を慎重に見守るべき立場にあります。
8月18日には当連盟HPで「クラス分け(補助用具)に関する再確認」を公表いたしました。クラス分けは競技スポーツとしてのパラスポーツにおいて公平性を確保する上で欠かせない非常に重要なものです。
パラアーチェリー・アーチェリーのルールは世界アーチェリー連盟等で定めているものです。
例えばルール関係で注意をされた際には、司法に訴えたりする前にまずは審判の指示に従うといったスポーツ界における然るべき順序と手段を以て対処してゆかないと、アーチェリー界全体の萎縮が進み、スポーツとしての高潔性を保つことが難しくなってゆく可能性もあります。
今一度、当該ルールを確認していただきますようお願いいたします。
一般社団法人日本身体障害者アーチェリー連盟コンプライアンス委員会
昨今の報道案件について(連盟コンプライアンス委員会).pdf